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美術印刷

美の再現と感動伝達を追い求めた光村印刷。
印刷にかける情熱と技術の粋がここに。

光村印刷の根底に流れる、創業者の芸術への想い

美

光村印刷の歴史は、美術印刷の歴史。その原点は、創業者の光村利藻まで遡ります。
利藻は日本で初めて映画を撮影した人物として知られ、写真、絵画、蓄音機など美しいもの、新しいものに並外れた関心を示す好奇心旺盛な趣味人でした。抱き続けた美への憧れと感動を人々に伝えるべく、利藻は1901年に「関西写真製版印刷合資会社」を創立。豪華美術書「真美大観」の発行や、世界最大・最多色の木版画「孔雀明王像」でセントルイス万博にて名誉金牌を受賞するなど、己の審美眼で見極めた美の再現に邁進します。

技

その一方で、日露戦争では自費で派遣した写真班による歴史的な「水師営の会見」の撮影を成功させ世間の注目を集めたほか、ドイツから技師を招いて当時の世界最高水準の技術の会得に努める等、写真や印刷技術に磨きをかけ続けました。

利藻が抱いていた、美への畏敬の念と瑞々しく感動する感性は、今も光村印刷の企業風土として社員一人一人に受け継がれ、人の心を動かす美術印刷を生み出す原動力となっています。

  • 創業者 光村利藻

    創業者 光村利藻

  • 孔雀明王像木版画

    167×102cm、摺り度数1300以上の「孔雀明王像木版画」(1904年)

  • 水師営の会見

    日露戦争では写真班の派遣を敢行。「水師営の会見」を撮影し、日本写真史上に残る功績を残しました(1905年)。

心を動かす感動の品質を多くの方へ

光村印刷の“美の再現”と“感動伝達”を支えるのは、長い歴史と実績に彩られた美術印刷の技術にあります。色・質感は言うに及ばず、作品に込められた作者の心の温度までも伝えるリアルな再現力。それを可能にしているのは、卓越した印刷技術と最新の設備、それに携わる社員が抱く芸術への深い敬意、そして数々の優れた画集・写真集を送り出してきた“カラーの光村”としての誇りに他なりません。

  • 「志村ふくみ つむぎおり」

    「志村ふくみ つむぎおり」
    発行:株式会社求龍堂

    人間国宝・志村ふくみ氏の着物と書き下ろしの詩を、極限までシンプルに封じ込んだ作品集は、全国カタログ展にて「文部科学大臣賞」、「審査員特別賞<松永真賞>」を受賞しました。デザインに優れ、文化の伝承に貢献する社会的価値に加え、それらを支える確かな製版、印刷技術が認められ受賞に至りました。

  • 「黒田泰蔵 白磁」

    「黒田泰蔵 白磁」
    発行:菜の花文庫
    発売:株式会社求龍堂

    トリプルトーンによる濃厚なモノクロームの美の極意を堪能できる一冊として、写真、装丁、印刷、製本と全工程で細部に渡って神経を行き届かせ、黒田泰蔵氏の白磁の世界を豊かに再現しました。アートディレクターの「作るなら光村しかできない」という一言から始まり、綿密な打合せを重ねたこの作品で、全国カタログ展において「国立印刷局理事長賞」、「審査員特別賞<左合ひとみ賞>」を受賞しました。

  • 「古寺巡礼」

    「古寺巡礼」
    発行:美術出版社

    巨匠・土門拳の代表作。1963年の第一集刊行から1975年の第五集まで土門氏の期待に添うべく研鑽を積み、「印刷のことは全て光村に任せる」 と絶大な信頼をいただきました。

  • 「大竹伸朗全景1955-2006展」図録

    「大竹伸朗全景1955-2006展」図録
    発行:グラムブックス

    印刷業界最大のコンペティションである全国カタログ・ポスター展で、最高賞である経済産業大臣賞に選出されたのは、東京都現代美術館で空前のスケールで開催された大竹伸朗氏の個展「全景」の図録。そのタイトルが象徴するように、ペインティングやコラージュ、パフォーマンスなど、大竹氏の多彩かつパワフルな創作活動を総括する堂々たる作品集です。

  • 「HIROSHINODA:MASTER-WORKS」

    「HIROSHINODA:MASTER-WORKS」
    発行:光村図書出版株式会社刊

    ブックデザインや編集技術、印刷・製本技術などの観点で選考される造本装幀コンクール展で文部科学大臣賞を受賞。
    日本グラフィック界を代表する勝井三雄氏の洗練された装幀デザインと当社の製版・印刷技術を駆使した野田氏の画集は、審査員の方々に美しく非の打ち所のない仕事という高い評価をいただきました。

感動を形にするお手伝い 「BeeBooks」

光村印刷が培ってきた技術やノウハウを活かして、芸術を愛する方々が表現した感動を多くの人へ伝えたい。その趣旨の下に生まれたのが、高品質な写真集を廉価に自費出版できる「BeeBooks」です。作品が一つ増えるごとに蜂(Bee)の巣のような美しい形に育ってほしい、そんな思いを込められたこのサービスは、1987年に発行された第一号以来、写真家の秋山庄太郎氏や画家の池田満寿夫氏をはじめとする一流プロからアマチュアの愛好家まで、多くの方々にご好評をいただいています。

  • BeeBooks

    BeeBooks

    「オリジナルの作品集を作りたい!」そんな夢を実現するため、美術印刷の分野で豊富な実績を持つ当社が提供する自費出版システム。基本仕様をベースにすることで、美しい作品集がリーズナブルなコストで制作できます。

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