美術印刷・
出版印刷
PUBLICATION
PRINTING &
ART PRINTING
光村印刷は1901年の創業時より、展覧会の図録や美術書、写真集、絵本、複製画など、多岐にわたる「美術印刷」の分野で、印刷・出版文化の発展に貢献してきました。私たちはこれからも、人の心が動くその一瞬を、印刷という技術と情熱をもって、つくり続けていきます。
光村印刷の美術印刷とは
ともにつくる“人”
品質
「Japan Color標準印刷認証」と「Japan Colorプルーフ運用認証」を取得しており、適切な機器メンテナンスと安定した印刷品質の維持を証明しています。
製版から印刷までの各工程
色味や仕上がりの品質を多角的に管理
・モニターの色調整や出力機器の最適化
・カラーチャートや測色器による定期的な色チェック
・印刷条件の細かい管理を徹底
生産現場
人の目の厳しいチェックと機械の客観的な検査を軸とした万全の体制で、安定した美の再現を追求します。
・オペレーターの厳しい「目」のチェック
・4Kカメラ搭載のインライン品質検査装置による全量検査
・定期的な抜き取り検査時にはオフライン検査装置を使用
技と感性
プリンティングディレクターの視点
プリンティングディレクター 川﨑智徳
印刷物に宿る物語
どんな印刷物にも、そこにしかない物語があります。伝えたい想いがあり、届けたいメッセージがあります。お客様の熱い想いから企画が生まれ、営業担当が寄り添い、そして私たちプリンティング・ディレクター(PD)がその想いをしっかりと受けとめます。PDは、感性・経験・理論をもとに、最適な方法を考え、数字や言葉で方針を明確にしながら、経験豊富なオペレーターたちと一緒に最善を追求していきます。
紙に色がのるまでの過程は、試行錯誤と判断の連続です。多くの人が関わり、思考を重ね、ようやく一つの印刷物が世に送り出されます。しかし、印刷物の物語はそこで終わりではありません。社会の中で人々の目に触れ、心を動かすその瞬間こそが、本当のスタートです。チラシは行動のきっかけになり、ポスターは記憶に残り、本は誰かの人生の一部になる。「多くの人の心に響き、社会に良い影響を与えること」——それが、私たちが目指す印刷のゴールです。
お客様の覚悟を、最高の仕上がりに繋ぐ
PDの仕事は、お話を伺うことからスタートします。紙やインキの提案、印刷方式の選定の他、撮影や色校正での現物確認から、その後の用紙適正に応じたデータ画像への指示と修整、色校正の確認、印刷立ち会いまで、多岐にわたります。印刷全体を総合的にコントロールし、現場とお客様の架け橋となるのが私たちの役割です。
なかでも最も緊張するのは、工場のインキの香りや印刷機の音を感じながら、刷り出しの瞬間を見守るとき。どれほど準備していても、あの瞬間はいつも胸が高鳴ります。
お客様が印刷立ち会いに来られる際、「最終OKを出すまでが自分の責任だ」と真剣に向き合われる姿勢に、私たちは深い敬意を抱きます。それは単に品質の確認ではなく、印刷物が社会に出る意味を考え抜く真摯な決意の表れだと思うからです。想いを太い一本の糸でつなぎ、関わるすべての人が同じ方向を向けるよう導く存在であること。それが、プリンティング・ディレクターという仕事です。
私たちが大切にしていること
印刷物づくりは、リレーのようにバトンをつないでいく共同作業です。お客様の「想いを託す」という依頼を営業が窓口となって受け取り、各工程のプロフェッショナルたちが知恵と技を出し合い、チームとしてひとつの作品をつくり上げます。
私たちはお客様と信頼関係を築き、製作の時間を共有し、ゴールまでともに歩みます。そして、この経験を次のより良い印刷物づくりへとつなげていきます。
お客様の「伝えたい」という想いを、最高の形で「伝わる」印刷物にするために。光村印刷のPDは、今日も笑顔と覚悟をもって、印刷物が持つ可能性と魅力を最大限に引き出します。
美術印刷の実績
Instagramにも事例を掲載しています
全国カタログ展 受賞実績
当社は、最高賞である経済産業大臣賞をはじめ、数々の賞を通じて、印刷表現を高く評価されております。受賞実績については下記バナーからご覧ください。
製作の流れ
1. 見積のご依頼
2. 見積書ご提出
3. ご発注 ご入稿
4. 校正
5. 色調調整
6. 校了
7. 印刷
8. 製本 加工
9. 納品